― 年末年始に起こりやすい「見えにくい心の疲労」―
**ホリデーバーンアウト(Holiday Burnout)**とは、
年末年始や長期休暇の前後に起こりやすい、精神的・身体的な消耗状態を指します。
「休みなのに疲れている」
「楽しむ余裕がない」
「何もしていないのにぐったりする」
こうした状態が続く場合、ホリデーバーンアウトの可能性があります。
なぜ年末年始にバーンアウトが起こるのか🤯😵💫🔥
ホリデーバーンアウトは、単なる疲労ではなく、複数の負荷が同時に重なることで起こります。
① 年末特有のプレッシャー
- 仕事の締め切り・引き継ぎ
- 「今年中に終わらせなければ」という焦り
- 周囲の忙しさに巻き込まれる感覚
② 人間関係の負担
- 帰省・家族行事・義務的な集まり
- 気を使い続ける時間の増加
- 「楽しそうに振る舞わなければ」という無意識の緊張
③ 生活リズムの乱れ
- 睡眠時間の変動
- 食事・飲酒量の増加
- 日照時間の減少(冬季要因)
④ 「休み=回復できるはず」という思い込み
本来は疲れているにもかかわらず、
「休みなのに回復しない自分」を責めてしまうことが、さらに心を消耗させます。
ホリデーバーンアウトの主な症状
以下のような症状が、年末年始を挟んで続く場合は注意が必要です。
- 何をしても楽しく感じない
- 強い疲労感・だるさ
- 集中力の低下、物忘れ
- 不眠・途中覚醒
- イライラ、涙もろさ
- 休み明けに強い不安や憂うつ感が出る
※「怠け」や「気合の問題」ではありません。
うつ病・適応障害との違いは?
ホリデーバーンアウトは、
うつ病や適応障害の“前段階”として現れることも多い状態です。
- 環境負荷が一時的 → 休養と調整で回復することも多い
- ただし、無理を続けると症状が慢性化する可能性あり
「まだ大丈夫」と思っている段階でのケアが重要です。
年末年始にできるセルフケアのポイント
✔ 予定を「減らす」勇気を持つ
すべての誘いや予定に応じる必要はありません。
✔ 回復を目的にした休みを意識する
「何かをする」よりも
「何もしない時間」を確保することが回復につながります。
✔ 睡眠だけは最優先に
年末年始でも、就寝・起床時刻の大きなズレは避けましょう。
✔ 不調を言語化する
「疲れている」「無理している」と認めること自体が、心の負荷を下げます。
こんなときは医療相談をおすすめします
- 休み明けも不調が改善しない
- 不眠や不安が2週間以上続く
- 仕事や日常生活に支障が出ている
これらは、早めの診察で悪化を防げるケースが多いです。
当院からのメッセージ
ホリデーバーンアウトは、
**「頑張りすぎてきた人ほど起こりやすい状態」**です。
年末年始は、心が静かに疲れを訴えやすい時期でもあります。
「この程度で受診していいのかな」と思う段階こそ、ご相談ください。
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